6月9日(木)
8:30
ピピピピ
ピピピピ
( ^ω^)ムニャムニャ... 朝かお...
( ^ω^)ムクッ
( ^ω^)あ、あ、あ
( ^ω^)まだ枯れは残ってるけど、昨日よりかは大分良くなったお
おはようございます。 おいかわです。
さて、本日はいよいよここライダーハウス厚岸さんを発ち、『釧路』まで向かっていきたいと思います。
釧路までの道のりは30km程度なので、病み上がりに走る距離としては丁度良いです。
( ^ω^)出発する前にコンビニで朝食でも買おうかな
( ^ω^)んー、今日の天気は雨は降らないけど晴れることもなさそうだおね
( ^ω^)まぁ仕方ないお
コンビニにから帰り、荷物を自転車に積み込んでいきます。
最初こそいつ慣れるのかと思った荷造りですが、もう70日目ともなると流石に慣れてきますね笑
というかもう70日も旅をしていたことに驚きで、伊勢崎を出たのがつい昨日のことのように感じられます。
9:30
( ^ω^)よし! 準備完了だお!
お母さん「あら、もう出るのかい!」
( ^ω^)はい、お世話になりました!
お母さん「気をつけていくんだよー!」
( ^ω^)キコキコ ありがとうございましたー!
( ^ω^)キコキコ 釧路までは割とすぐだけど、風邪のせいか体力がいつもよりガクッと落ちてるお
( ^ω^)キコキコ やっぱりまだ少し寒いし、いつになったら快適な温度になるのやら...
( ^ω^)キコキコ ただ、釧路についたら"あの場所"に行けるからこのくらい我慢しないとだお!
少ない体力を振り絞り、前へ前へと進んでいきます。
この時行動食として食べていたものが、クリオネで出会ったAさんから頂いた『氷砂糖』なのですが...
このただ甘いだけの塊がとっても助けになってくれて、この先も非常にお世話になる最高の行動食になりました。
10:30
(;^ω^)キコキコ お!ようやく釧路に突入だお!
( ^ω^)キコキコ ここから市街地までは1時間半くらいか
( ^ω^)キコキコ えーと、ここを降りると...
( ^ω^)キコキコ お!市街が見えてきたお!
ギュルギュル!
(;^ω^)...ん、何だこの聞き慣れた音
ギュルッ! ギュルル!
(;^ω^)いや... ハハハ
(;^ω^)...おーい、りょーちゃん?
旅馬「・・・」
旅馬「俺は... 眠るぜ...」 ガクッ!
( ^ω^)りょおおおおちゃああああんんん!!!!!
ついにりょーちゃんが天に召されてしまいました。
函館からここまでノーパンク、本当にお疲れ様です。
ここまで頑張ってくれた最高の相棒を抱え、最寄りの自転車屋さんまで緊急搬送していきます。
( ^ω^)ここまで本当にありがとう、りょーちゃん!
( ^ω^)でも、パンクしたのが街中で本当に良かったんだお
( ^ω^)やっぱりりょーちゃんには魂が宿ってるんジャマイカ?
などとまた変なドラマを頭の中で展開しつつ、自転車屋さんに到着。
( ^ω^)えと、りょーちゃんのパンク修理お願いできますか?
おじちゃん「大丈夫ですよ」
カチャカチャ
店主「ん...?」
店主「あぁ、こりゃ参ったな...」
おじちゃん「お兄さん、これスポーク折れてますよ」
( ^ω^)え...?
店主「ほら、もう2本も」 カラン
( ^ω^)えぇ!?
スポークというのは車輪を中心から放射状に支えている細長い金属なのですが、これは本来1本でも折れたらすぐに修理しなくてはいけないものなんです。
風邪のせいだったのか、はたまた単に鈍感なのかはわかりませんが、とにかく全く気づいていないまま走行していました。
( ^ω^)りょ、りょーちゃんゴメン!!!
( ^ω^)りょーちゃんの悲鳴に気づいてやれなくて...
( ^ω^)ワイは、ワイは何て馬鹿なんだお...
おじちゃん「パンク修理ならともかく、ウチには替えのスポークないからなぁ...」
( ^ω^)と、とりあえず帯広に行けばスポーク修理とかできますかね...?
おじちゃん「そうだね、そこまで行けば何とかなると思うよ」
( ^ω^)...スポークって、何本以上折れたらヤバいですか?
おじちゃん「うーん、5本折れたらマズイかな」
おじちゃん「帯広までは120kmくらいだから、まぁそこまでだったら大丈夫ですよ」
( ^ω^)本当ですか!
( ^ω^)じゃあ、とりあえずチューブ交換だけお願いします!
おじちゃん「わかりました」
りょーちゃんにまた無理をさせてしまうのは心苦しいですが、帯広までは何とか耐えて欲しいです。
カチャカチャ プシュー!
おじちゃん「ほい、できましたよ」
( ^ω^)ありがとうございます!
こうなってくるともはやチューブ交換も応急処置レベルですが、それでも何とか走行できるようになったので再び走らせていきます。
( ^ω^)キコキコ ゴメンよ... また無理させてしまうお...
旅馬「まぁ、そこまで行けば何とかなるんだろ?」 ハァ...ハァ...
旅馬「俺も...やれるだけやってみるよ」
( ^ω^)キコキコ りょーちゃん...!!!
市街地を駆け抜けて、とあるお店に到着しました。
( ^ω^)キュッ 着いたお! 『泉屋』さん!
( ^ω^)ここで釧路名物『スパカツ』を頂くんだお!
ムギさんか、それともクリオネのチャリダースタッフだったかは忘れてしまいましたが、旅人に教えてもらった『スパカツ』という食べ物。
『スパ』ゲティの上に豚『カツ』が乗っているので、略してスパカツです。
単純明快な名前ですが、別海のポークチャップや根室のエスカロップと比べると、そのまんまというか、かなりアホっぽい名前ですね笑
( ^ω^)すみませーん! スパカツの大盛りくださいお!
店員さん「かしこまりました!」
しばらく待って...
店員さん「お待たせしました、お熱いのでお気をつけください」 ジュー!
( ^ω^)おおおおおwwwww
( ^ω^)めっちゃウマソスなんだおwwwww
鉄板の上でバチバチと脂が跳ねまくって、テーブルや壁がベチョベチョですが関係ありません!
( ^ω^)では、頂きます! ハフッハフハフ! ハムッ!
( ^ω^)モグモグ...
( ^ω^)うっまぃぃいい!!!
もっちりとしたパスタの上にはドカンと大きな豚カツが1枚乗っかていて、さらにその上からミートソースがたっぷりとかかっています。
それらをフォークで混ぜ口の中に運ぶと、暴力的な旨味が暴れ出しました。
粒々と挽肉が入ったコクのあるソースに絡められたジューシーな豚カツは食べ応え満点で、口が炭水化物を求める前にパスタをかっ喰らいます。
とにかく欲望のままに食べるといった感じで、上品なレストランなのにも関わらずラッピを彷彿とさせるジャンキーさです。
( ^ω^)うまっ!うまま! ズルッ! ズルル!
( ^ω^)カツもこれ... サックサクでたまんないんだお! ザクッ!
・・・
( ^ω^)ゲフー最高に美味かったんだお
( ^ω^)85点!
( ^ω^)そしたら"あの場所"に行くまでは隣にあるイオンでブログでも書くかお
( ^ω^)ん? さっきお釣りで貰ったこの500円玉...
( ^ω^)これニュータイプの500円玉ジャマイカwwwww
ちょっぴりラッキーな気分で、イオンに向かいます。
( ^ω^)んしょっと、ここはWi-Fiも充電もできて最高だお
( ^ω^)何で今までこういう所行かなかったんだろ
数時間のんびりと羽を休め、"来るその時"までブログを書いていきます。
21:00
( ^ω^)_ パタン
( ^ω^)さて... そしたらそろそろ行こうかね
( ^ω^)ただいまッ!!!
( ^ω^)我が実家、『快活クラブ』よ!!!
ごめんなさいね、前回のブログから変に溜めてしまって笑
本州ではポツポツある快活ですが、北海道では壊滅的に少ないんです。
函館、札幌、旭川、北見、そしてここ釧路の5つの地にしか快活はなく、本当に久しぶりだったのでテンションが上がりに上がっていました笑
( ^ω^)うひょひょーい!wwwwwwwwww
( ^ω^)ドリンク無料! アイス無料!
( ^ω^)シャワー無料! さらにWi-Fiや充電やコミックも無料!
( ^ω^)かぁー! 大いなる快活様に敬礼を!!! ビシッ
( ^ω^)ガッハハハー!
・・・
69日目終了です。
りょーちゃんが一度は天に召されてしまいましたが、何とか立て直せて本当に良かったです。
このまま何とか帯広まで耐え抜いていきます!
それでは次回のブログでお会いしましょう。
ではまた。