5月10日(火)
チュンチュン
チュンチュン
( ^ω^)ふわあぁ... 朝かお
( ^ω^)あ、そっか。 今日は野営地だから別に人の目は気にしなくていいのか
( ^ω^)フフ... それに今日は...
( ^ω^)『ウニ丼』を食べるんだからね!
おはようございます。おいかわです。
もう片付けちゃってますが、今日は『小樽』まで向かいます。
前回のブログの最後で「小樽に用事がある」と言いましたが、それはもう少ししたらわかります笑
とりあえず今は、積丹のウニ丼を食べることで頭がいっぱいです。
( ^ω^)本場のウニは、一体どんな味がするんだお?
( ^ω^)"謎の勢力"が言ってることは本当に真実なのかお?
そう。 これは旅に出るずっと前のお話。
・・・
( ^ω^)やったお! 久しぶりの回転寿司だお!
( ^ω^)えーと、まずはサーモンっと...
( ^ω^)うまっwwwww やっぱりサーモンが一番なんだおwwwww
( ^ω^)ん、何だこれ
目を上にやると、『期間限定』とデカデカと書かれた商品がありました。
( ^ω^)ウニの軍艦...?
( ^ω^)ウニって何だお?
( ^ω^)げ、しかも一貫しかないのに価格は同じなのかお
( ^ω^)・・・
( ^ω^)物は試しだ! 一個食べてみるお! パクッ!
( ^ω^)モグモグ...
( ^ω^)何だこれ
( ^ω^)変な臭みがあるし、味もよくわからないお
( ^ω^)うーん... でもなんとなく旨味があるような...
( ^ω^)ペペッ! よくわからないし、見た目がキモいからウニは不味いってことで!
謎の勢力「...おい」
( ^ω^)ん、おまいら誰だお?
謎の勢力「本場のウニ食ったことないべ?」
( ^ω^)え、んぁ?
謎の勢力「本場のウニ食ったことないべ!?」
( ^ω^)(何なんだコイツら...)
謎の勢力「本場のウニはヤベェぞ!!!」
謎の勢力「食ったら飛ぶぞ! 食べてみぃ!」
( ^ω^)(むさ苦しすぎるお)
謎の勢力「本場のウニを食え!!!」
謎の勢力「本場のウニを食え!!!」
(#^ω^)うるっさいお!
・・・
( ^ω^)ウニの話をすると、どこからか必ずこういう勢力がやってくるんだお
( ^ω^)じゃあ食べてみようじゃないか!
( ^ω^)本場も本場、北海道の積丹で!
勢いよく自転車に跨り、進んでいきます。
( ^ω^)キコキコ しかも...
( ^ω^)キコキコ 本場も本場の積丹の...
( ^ω^)キコキコ さらにド本場と言われてる...
( ^ω^)キュッ 元祖である『みさき』さんにやって来たんだお!
謎の勢力が本当の本場で食べたことがあるのかは置いておいて、こんな北の大地の端っこまで来ました。
( ^ω^)時刻は8:30
( ^ω^)開店まで30分くらいあるお
( ^ω^)_/ サッ ブログでも書くかお
こういうスキマ時間にやるかどうかが大切です笑
時間の流れが早いので、ぼーっとしてるとブログを書く間も無く1日が終わってしまいます。
店員さん「開店になりま〜す!」
( ^ω^)お、きたきた
( ^ω^)さて、ウニ丼も頼むけど、せっかくだからいくら丼も頼んでみるお
( ^ω^)...もちろん大盛りで
計4700円の大出費になります笑
( ^ω^)これで美味しくなかったら、謎の勢力に文句言いにいくお
店員さん「あ、お客様」
( ^ω^)ん、何ですか?
店員さん「大盛りなんですけど、サービスで大丈夫です」 スッ
( ^ω^)え、いいんですか!?
店員さん「はい、ごゆっくりどうぞ」 スススス
( ^ω^)やったwwwww 儲かったおwwwww
( ^ω^)でも何でだろ。 別に旅人アピールなんかしてないんだけどな
しばらく待っていると...
店員さん「お客様」
( ^ω^)ん、何ですか?
店員さん「ただいま2000円以上のご注文をされた方を対象に、1000円のキャッシュバックをしていまして...」
( ^ω^)はい
店員さん「こちらのチケットにサインしていただければ、すぐに1000円お返しできます」
( ^ω^)はい
( ^ω^)ん?
( ^ω^)えっ!?
チケットにサインすると本当に1000円返ってきました。
( ^ω^)えwwwww
( ^ω^)4700円だったものが、3600円になっちゃったんだおwwwww
( ^ω^)実質ウニ丼2000円で食べられるのかおwwwww
何が何だかよくわかりませんが、とりあえずかなり得をしたので良しとしましょう笑
それからしばらく待つと...
店員さん「お待たせしました!」
( ^ω^)わぁ... すっごぉい...
3600円がキラキラと輝いています。
いくらか安くなったとはいえ、緊張しますね笑
( ^ω^)ま、まずはいくら丼からいってみるかお!
( ^ω^)はわわわわ
( ^ω^)...ゴクリ
( ^ω^)じゃあ、いただきます! ハムッ!
( ^ω^)モグモグ...
( ^ω^)う゛っ! うっま!!!
大粒でまんまるとした宝石を口に入れると、プチっと弾けて中から旨味が爆発します。
鰹の出汁がほんのりと効いたコクのある醤油の香りと、いくら本来の味が一気に押し寄せ、口の中が痺れるような美味さで大渋滞を起こします。
( ^ω^)うまっ!!!wwwww
( ^ω^)何だこれwwwww こんなイクラ知らないおwwwww
( ^ω^)やばっ... 高いからもっとゆっくり味わなきゃいけないのに...
( ^ω^)箸が止まらないんだおwwwww
( ^ω^)87点!
とてつもないパンチを腹に打たれたところで、本命のウニ丼へと足を踏み入れます。
( ^ω^)おいおい...wwwww
( ^ω^)こんなに乗せちゃって...wwwww
( ^ω^)まずは醤油もかけずにそのまま... ハムッ!
( ^ω^)モグモグ...
( ^ω^)なぁるほどぉ...
( ^ω^)はい。僕も謎の勢力に入れさせてください。
臭み? 何ですかそれは。
雑味は一切なく、ただシンプルに旨味とコクと甘みの散弾銃が口内を襲います。
とろりとした口当たりのウニは、瞬く間に溶けて消えてしまい、ふわっとした食感に変貌します。
( ^ω^)これは確かに美味いお...
ただ、ウニというのは"味"があるわけではないとこの時わかりました。
味というかなんというか、先ほども言った通り、旨味とコクと甘みの結晶体のような食べ物です。
醤油を回しかけて食べてみましたが、やはりウニの味はありません。
とても不思議ですが、でも非常に美味しいんです。
いずれにせよ、僕もこれで謎の勢力のメンバーになりました。
...ということで言わせてください。
( ^ω^)本場のウニ食ったことないべ!?
( ^ω^)本場のウニ食ってみ! うめぇから!!!
・・・
( ^ω^)いやぁ、大変贅沢な朝ごはんだったお!
( ^ω^) 89点!
( ^ω^)そしたら小樽に向かうんだけど、その前にもう一つ行きたいところがあるお
ちょっぴり寄り道します。
(;^ω^)ヒーフー! なんだこの勾配は...
(;^ω^)ゼェ...ハァ... でも、この先に...!
(;^ω^)つ、着いたお!
( ^ω^)『積丹岬』だお!
神の名を借りた岬と、その地名を名に飾った岬。
果たしてどちらが良い岬なのか、見比べてみましょう。
( ^ω^)ここのトンネルを抜けるのかお
( ^ω^)結構天井低いんだお...
( ^ω^)こんなトンネルを抜けた先に何が見えるんだお?
( ^ω^)...なんか既に綺麗なんだお
( ^ω^)よし! 一気に抜けるお!
( ^ω^)・・・
( ^ω^)綺麗すぎるんだお...
まさに積丹ブルーといった感じで、海に絵の具を溶かしたかのように真っ青に染まっています。
神威岬の時もそうですが、写真の加工は一切していなくてこの青さです。
なので実際に見ると、この倍くらいキラキラしてて霊妙です。
( ^ω^)ビューティフル...
( ^ω^)降りていく道も楽しいんだお
( ^ω^)おぉ...
( ^ω^)ただやっぱり上から見るのが一番綺麗だおね
しばらく景色を眺めた後、小樽に向かうことにしました。
みなさんはどちらの岬が好きですか?
僕は神威岬派なのですが、友人何人かに聞いてみたところ意見が割れて面白かったです笑
( ^ω^)さて、そしたら小樽に向かうお
( ^ω^)キコキコ 今日めちゃ暖かいお!
( ^ω^)ダウンとヒートテックを脱いで...
( ^ω^)久しぶりの半袖一丁だお!
この身軽さが気持ちいいんです。
もう少し暑ければズボンも短パンに履き替えたいのですが、まだ風が吹くと寒いので中々できません。
早く北海道にも夏が来てほしいものです。
(;^ω^)キコキコ うわ、ここ勾配キツいおね
( ^ω^)キコキコ んしょ! 行くぜりょーちゃん!
( ^ω^)キコキコ ん? あそこに誰かいるお
遠くの方に、路駐してあるバイクの横で立っている人が見えます。
( ^ω^)キコキコ お、ワイに手を振ってきたんだお
おじさん「おーい!!!」
( ^ω^)こんにちは!
おじさん「凄いねぇ! 日本一周かい?」
( ^ω^)そうだお!
おじさん「俺も今日帰るところなんだよ」
( ^ω^)今日? てことは、おじさんも旅してたのかお?
おじさん「そうそう、50日くらいかけてあちこち放浪してたんだよ」
( ^ω^)おぉ! それは凄いですね!
バイクを見たら、なんとカブ!
たくさんの荷物をリアキャリアに積んで、いかにも旅人のバイクといった感じです。
( ^ω^)カブ好きなもんで、声かけてもらって嬉しいおwwwww
おじさん「そうなのかい?w でもカブは良いよね」
おじさん「何てったって物が乗る乗る! 燃費も良いしこんなサイコーなバイクはないよw」
( ^ω^)うわぁwwwww カブいいなぁwwwww
しばらく話していると、どうやらロードバイクで旅をされたこともあったそうです。
おじさん「自転車って本当キツいよねw」
( ^ω^)まったくだお
おじさん「坂道登ってる時に横をバイクとかが通る度に、「クソ野郎!」って思ってたよw」
( ^ω^)そこまでじゃないけど、確かに気持ちはわかりますwwwww
おじさん「いやぁ、でもこんな荷物乗せてよく走るよw」
おじさん「結構重量あるんじゃないの?」
( ^ω^)うーん... ワイが乗ったら150kgはあるかお?
おじさん「ほぇ〜w」
おじさん「あ、じゃあこれあげるよ」
おじさん「今朝作った卵焼き。 お腹壊したらゴメンねw」
( ^ω^)いえいえ! ありがとうございます!
20分くらい話して別れることに。
( ^ω^)そうだ、せっかくお会いしましたし、ワイの名刺あげるお!
おじさん「名刺なんて持ってるのか! 素晴らしいね!」
( ^ω^)おいかわって言います! スッ
おじさん「え? 今なんて?」
( ^ω^)え、おいかわです!
おじさん「おいかわ?」
( ^ω^)は、はい
( ^ω^)えっ!?
オイカワさん「えwww こんな偶然あるんだねwww」
( ^ω^)えぇぇぇぇwwwww
なんと、おじさんと名前が一緒でした笑
『おいかわ』って苗字の人、あまりいないので凄く嬉しかったです。
オイカワさん「それじゃあ良い旅を!!!」 ブーン
( ^ω^)ありがとうございましたー!!!
( ^ω^)最初はちょっと変な人だと思ってたけど、実際話してみると素敵な人だったんだお
( ^ω^)よし! ワイも頑張るお!
(;^ω^)ゼェ...ハァ... もうだめぽ...
やっぱり登り坂はキツすぎますね。
諦めて、地に足つけて歩いていきます。
( ^ω^)やっと『小樽』に到着だお!
( ^ω^)へぇ、街並みはこんな感じなのか
( ^ω^)函館以来かも、こんなに栄えた街は
( ^ω^)そんじゃ"あの場所"へ行ってみるかお...!
小樽でしたいこと。
その1つ目は『ライダーハウスに泊まること』です。
みなさん、ライダーハウスってご存知でしょうか。
端的に言うと、格安で宿泊できる上に、旅人同士が交流できるナイスな宿です。
とにかく色んな人と話したい僕にとっては絶対に外すことができません。
( ^ω^)人生初めてのライダーハウス... ゴクリ
( ^ω^)どんな出会いが待ってるのか!
( ^ω^)すみませーん!
( ^ω^)・・・
( ^ω^)すみませーん!!!
( ^ω^)...あれ、反応がないお
扉の前に呼び鈴などはついておらず、呼んでも音沙汰がないです。
( ^ω^)え、早速躓いたお
( ^ω^)すみませーん!!!
( ^ω^)一応扉開けてみるか
ガラガラ
( ^ω^)あれ、鍵がかかってないお
( ^ω^)ひょっとして、中に誰かいるのかお!!!
期待が胸を膨らませます。
( ^ω^)あ、あそこに管理人の電話番号が書かれてるお ピポパポ
プルルルル プルルルル
プルルルル プルルルル
「おかけになった電話をお呼びしましたが、お出になりません」
( ^ω^)えぇ... マジかお...
( ^ω^)でも鍵空いてるしなぁ...
( ^ω^)とりあえず入ってみるお
玄関の階段を登り、2階のロビーに行きます。
( ^ω^)...閑散としてるお
ロビーには空いた酒瓶が並べられていたり、冷蔵庫の上にはオセロや将棋などの玩具があります。
頭の中でイメージしてたライダーハウスがそのまま出てきたような場所でしたが、全く人気がありません。
( ^ω^)写真とか貼ってあったり
( ^ω^)旅人のノートとかあるんだけどな
( ^ω^)人気がまるでなくて寂しいんだお
時計の音がカチカチと鳴り響く部屋の中を練り歩きます。
( ^ω^)お、ここ生活感があるお!
( ^ω^)マットレスとかシンクとか、ん? これはコンロかお?
( ^ω^)何でこんなにでっかいんだお?
( ^ω^)北海道の地図がたくさんあるんだお...
( ^ω^)・・・
カチッカチッカチッ...
( ^ω^)何だこの寂しさwwwww
( ^ω^)というか、何で誰もいないのに鍵空いてるんだおwwwww
( ^ω^)オーナーwwwww 不用心にも程があるんだおwwwww
ガラガラ
( ^ω^)!!!
誰か来たようです。
オーナーさん「おぉ! 旅人さんですかい?」
( ^ω^)そうだお! 誰もいなくて意味わからなかったんだお!
オーナーさん「ガハハ! まぁそうですよねw」
オーナーさん「さっきそこに停まってたけど、自転車で日本一周してるんですかい?」
( ^ω^)そうだお!
オーナーさん「へぇぇw よくここまで来ましたねぇw」
( ^ω^)いえいえw
オーナーさん「さてと、とりあえず説明だけしちゃいますねw」
笑顔が眩しい60代くらいのオーナーさん。
たった1人でノコノコやってきた僕に、ライハのいろはを教えてくれます。
オーナーさん「えぇ、そんでこれは適当に使ってくだせぇ」
オーナーさん「マットレスも適当に」
オーナーさん「ま、適当にあるもん使って大丈夫なんで!」
( ^ω^)いくらなんでも適当すぎるおwwwww
オーナーさん「あ、あとこれね」 カラン
オーナーさん「こん中に500円入れればお酒飲み放題ですから」
( ^ω^)えっ!?
オーナーさん「まぁ、これはサービスみたいなもんですw」
( ^ω^)マジかおwwwww
焼酎やウイスキー、梅酒などもあって500円。
おいおい、それでいいのかオーナーさん笑
それからしばらくオーナーさんと2人で話します。
( ^ω^)今日は僕だけですけど、以前誰か来たりしました?
オーナーさん「少ないですが、ポツポツ来ますねぇ」
( ^ω^)へぇ、会いたかったお...
( ^ω^)あ、この旅人のノート見てみよっと ペラリ
話を聞くと、ここのライダーハウスは今年で10年目を迎えるそうで、部屋のあちこちからその歴史を感じます。
( ^ω^)ペラリ やっぱり2010年代は楽しそうだお
( ^ω^)ペラリ ワイもこんな感じでお酒飲んでみたいお!
ノートに書かれたたくさんの人のメッセージが、時を越えて僕に熱を帯びさせます。
( ^ω^)2021年のやつも見てみるかお
( ^ω^)ペラリ
ヒラヒラッ
ノートを開くと、中から紙のようなものが落ちました。
( ^ω^)あ、落ちちゃったお
( ^ω^)よいしょっt...
( ^ω^)え?
( ^ω^)えぇぇぇぇぇwwwww
( ^ω^)カブ兄弟も来てたのかおwwwww
なんとこの名刺、青森の弘前でブラックさんから頂いた名刺と同じものだったのです。
( ^ω^)えっwwwww オーナーさんwwwww
オーナーさん「へいへい」
( ^ω^)何日か前に、与那国から来てるカブ乗りがここへ来ませんでしたか?
オーナーさん「あぁw アイツらですねw」
オーナーさん「あの兄弟、60度の酒持ってきて飲むもんだからビックリしたよwwwww」
( ^ω^)60度!?wwwww
( ^ω^)とんでもない兄弟なんだおwwwww
ただ、2人の様子はちょくちょくインスタで確認していたので、小樽のライハに泊まっていたことは知っていたんです。
でもまさか同じところだとは思いませんでした笑
後にわかったのですが、ここライダーハウス小樽さんは、小樽の中で1つしかない唯一のライハらしいです。
( ^ω^)こういう出会い方も中々アナログで熱いおwwwww
ガラガラ カランコロン
( ^ω^)ん?
オーナーさん「誰か来たみたいですな」
( ^ω^)た、旅人かお!?
ガチャ
おじさん「どうも〜」
オーナーさん「あれ、来たの」
スーツを着たおじさんがやってきました。
おじさん「まぁ帰りだったから、ふらっとね」
オーナーさん「この人、自転車で日本一周してる人!」
おじさん「えぇ! 自転車で!w」
おじさん「いやぁ、凄いなぁ...w」
( ^ω^)初めましてw おいかわですw
ミズさん「初めまして。 私みんなに『ミズ』って呼ばれてるので、良ければそう呼んでくださいw」
( ^ω^)わかったお! ミズさんよろしくお願いします!
それから、僕とオーナーさんとミズさんの3人で卓を囲んで駄弁ります。
話をしていくと、オーナーさんとミズさんは友人らしく、オーナーさんの大雑把で鷹揚とした性格とは反対に、ミズさんは几帳面で落ち着いていて、優しさに満ち溢れています。
その2人のやりとりも眺めているのも楽しく、日は沈み、夜がひっそりとやってきました。
ミズさん「よし、おいかわさん! 今日は飲んじゃいましょうか!」
( ^ω^)え!いいんですか!
ミズさん「そしたら私、そこのスーパーで色々調達してきますね!」
( ^ω^)ありがとうございます!
それからオーナーさんとまた2人で色々と話をしていると...
ミズさん「買ってきましたよー!」 ガラガラ
( ^ω^)おぉ!
ミズさん「それじゃあ...」
( ^ω^)・オーナーさん・ミズさん「「「乾杯ー!!!」」」
( ^ω^)ゴクゴク
( ^ω^)プハー!
( ^ω^)やっぱり誰かとお酒を飲むって最高だお!!!
オーナーさん「たまんないね!w」
はい、もうそれからは浴びるようにお酒を飲んでいきます笑
オーナーさん「おいかわちゃん! 飲むねぇwwwww」
( ^ω^)ワイ、実は居酒屋の孫なんですよwwwww
ミズさん「へぇ! それはまた凄い!」
( ^ω^)というかこの刺身... ハムッ!
( ^ω^)何でこんなに美味しいのwwwww
ミズさん「ここの刺身、結構美味しいんですよねw」
ミズさん「しかも19:00以降に行くと半額に!」
( ^ω^)めっちゃいいじゃないですか! プハー!
ガラガラ カランコロン
おじさん2人組「どうも〜」
オーナーさん「お、来たね」
オーナーさん「飲んでくかい?」
おじさん「さっきしこたま飲んできたんで、ちょろっと貰いますw」
( ^ω^)おぉ... 段々賑やかになってきたお!
2人のおじさんも加わり、計5人で卓を囲みます。
( ^ω^)初めまして! おいかわって言います!
Oさん「どうもどうも〜 Oです」
ミズさん「おいかわさんね、自転車で日本一周されてるんですって」
Oさん「ほぉ〜w それはまた随分とw」
Oさん「僕、神戸辺りに住んでるんですけど、その辺来たら連絡してください」
Oさん「僕に会った旅人には、もれなくスペシャル神戸牛をご馳走するって決まりなんです!w」
( ^ω^)えぇwwwww いいんですかwwwww
オーナーさん「おいかわちゃんいいなー! 俺、神戸牛なんて食べたことないよwww」
( ^ω^)じゃあ寄ったら必ず連絡しますね!
その後もお酒を酌み交わし、9:00頃に2人組はフェリーに乗るために帰っていきました。
Oさん「じゃあまた夏に!」 ガラガラ
オーナーさん「おう、待ってるぞー!」
( ^ω^)いいなぁ、こういう感じ
オーナーさん「今日はもうここで寝ちゃおうかな」
オーナーさん「ミズさんはどうする?」
ミズさん「親父さん寝るんなら、僕も今日はここで寝ちゃおうかな」
( ^ω^)ほ、本当かお!
なんか合宿みたいで楽しいです笑
それからもお酒を飲みながら話すと、ある話題があがりました。
ミズさん「聞いてくださいよ、おいかわさん」
( ^ω^)ん? 何だお?
ミズさん「親父さんギター弾けるんですけど、それ聞いて僕何度か泣いちゃったことがあってw」
( ^ω^)へぇ、そんなにいいのかお?
オーナーさん「なぁに、それはミズさんが涙脆いだけでしょw」
オーナーさん「ミズさんね、ロマンチストなのよ」
ミズさん「ハハハw またまたぁ」
ミズさん「ところで、おいかわさんって何か楽器とかやってるんですか?」
( ^ω^)楽器かぁ...
( ^ω^)特にこれといってやっt...
( ^ω^)ん
( ^ω^)...あんまり吹けないかもですが、一応オカリナできますw
オーナーさん・ミズさん「「えぇ!?」」
オーナーさん・ミズさん「「吹いてよ!w」」
( ^ω^)しょうがありませんねぇwwwww
( ^ω^)じゃあ、ちょっと取ってくるおwww
別に言うほど上手くないし吹ける曲も一曲しかないので言ってきませんでしたが、一応オカリナできるんですよ笑
でもこの時はお酒の力もあったのか、みんなの前で吹いてみたかったんです笑
( ^ω^)あんまし期待しないでくださいよwwwww
オーナーさん・ミズさん「「おぉ!」」 パチパチパチパチ
( ^ω^)それじゃあ...
吹いた曲は、ゲド戦記の『テルーの唄』
酔いもあって大変お粗末でしたが、吹いていて心地良かったです。
( ^ω^)ふぅ
オーナーさん・ミズさん「「おおおおぉぉぉ!!!」」 パチパチパチパチ
オーナーさん「いやぁ、たまげた!」
ミズさん「聞いてみるもんですね!w」
オーナーさん「実はね、俺もオカリナ吹けるのよ!」
( ^ω^)・ミズさん「「えっ!?」」
ミズさん「そんなの聞いてないよw」
20年くらいの付き合いの友人でも、知らないことはあるみたいです笑
オーナーさん「おいかわちゃん、ちょっとオカリナ借りていいかい?」
( ^ω^)はい! どうぞどうぞ!
アルコールペーパーで口元を拭き、オーナーさんのオカリナ演奏会が始まります。
年代的に僕の知らない曲でしたが、それでもオカリナの優しい音色にうっとりとします。
目を閉じて何かを思うように吹いているその様が、哀愁漂ってとても素敵でした。
オーナーさん「まぁ、こんな感じでwwwww」
( ^ω^)・ミズさん「「素敵! 感激!」」 パチパチパチパチ
ミズさん「それにしても、親父さんがオカリナ吹けるなんて知りませんでしたw」
ミズさん「しかも何が良いって、みなさん自分から吹けるとか自慢しないことですね!」
( ^ω^)いやぁw そんな見せるほど上手くないですからねw
オーナーさん「右に同じくw」
それからも2人の話をたくさん聞いてお酒を飲んでいると、小腹が空いてきました。
( ^ω^)あ、ちょっとそこのセコマで食べ物買ってくるお
オーナーさん・ミズさん「「行ってらっしゃい!」」
オーナーさん「ミズさん、久しぶりに将棋でも打たないかい?」
ミズさん「えぇw 親父さん強いんですもんw」
オーナーさん「まぁまぁw」
楽しそうな声を背中で受けつつ、小樽の街並みを歩いて行きます。
( ^ω^)フラァ しっかし今日は飲み過ぎたお
( ^ω^)油断すると眠ってしまいそうだお...
( ^ω^)フラァ 意識を... 意識を保つんだお!
意識を保ちつつ、セコマでお馴染みのパスタを購入しました。
( ^ω^)フラァ ただいま戻りました〜
ミズさん「うぐぐぐぐ...」
オーナーさん「ミズさん、どうしたのかな?w」
パスタを食べた後、オーナーさんは一足早く眠り、僕とミズさんも軽く話をして床につきました。
( ^ω^)久しぶりのオフトゥン...
( ^ω^)気持ち良いんd...
( ^ω^)zzz...
・・・
40日目終了です。
浴びるほどお酒を飲みましたが、記憶を飛ばすことなくブログにできて良かったです笑
それでは次回のブログでお会いしましょう。
ではまた。
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