6月18日(土)
チュンチュン
チュンチュン
( ^ω^)zzz...
( ^ω^)ムクッ ふわあぁ...
オーナーさん「お、起きたかい」
( ^ω^)おはようございます...
( ^ω^)チラリ あれ、ほこからさn...
ほこからさん「zzz...」
( ^ω^)ブフォwwwww ほこからさんってば、マットを布団代わりにして寝てるおwwwww
ということで、おはようございます。 おいかわです。
ほこからさんはちゃんと寝袋に入って寝ているイメージがあったので(どんなイメージだよ)僕よりもワイルドな寝方に思わず吹き出してしまいました笑
それにしても気持ちよさそうに寝ています。
この感じからするに、もうこれは連泊確定と言ってもいいでしょう。
オーナーさん「そういやおいかわちゃん、『赤岩』には行くのかい?」
( ^ω^)あ、赤岩ですか...
( ^ω^)え、えっとw 行きますよw タブン...
( ^ω^)あっ、でも晴れたらですけどね!
オーナーさん「またぁw どうせ晴れたってアンタはいかんでしょw」
( ^ω^)いやいやっ! 晴れたら絶対行くお! タブン...
ほこからさん「おはようございます...」 ムクッ
( ^ω^)ほこからさん、おはようございます!
( ^ω^)随分と気持ちよさそうに寝てましたねw
ほこからさん「はい、お陰様でw」
ほこからさん「やっぱりマットがあると睡眠の質が段違いですね」
ほこからさん「ところで、赤岩って何です?」
オーナーさん「赤岩ってのはクライミングもできて凄い綺麗な所なんだけど、コイツはダラシないから前来た時に勧めても行かなかったのよwww」
( ^ω^)アハハ
オーナーさん「「次来たら行きますよ」とか何とか言っちゃってwwwww どうせいかんでしょ!wwwww」
ほこからさん「へぇ、そんなことがあったんですねw」
( ^ω^)いや! でも晴れたら行きますってwwwww
オーナーさん「どうだかねぇwwwww」
オーナーさん「ほこから君、コイツね、ダラシない男なんですよwwwww」
オーナーさん「前小樽来た時なんか、観光もしないでそこでずーっとダラダラしてたのよwwwww」
ほこからさん「wwwww」
朝からオーナーさんにからかわれ、笑い声が辺りに響きます。
オーナーさん「じゃあ俺はちょっと山菜取ってくるから、そんじゃまた!」 ガラガラ
( ^ω^)・ほこからさん「「行ってらっしゃい!」」
( ^ω^)赤岩、どうしようかな... グヌヌ
ほこからさん「じゃあ私も自転車を点検に出してくるので、また後で!」 ガラガラ
( ^ω^)行ってらっしゃいだお!
( ^ω^)...さて、ブログでも書くか
赤岩という存在が排水溝の髪の毛のように絡まって気持ち悪いですが、体が全く動かないので今日はダラダラ過ごそうと思っていました。
( ^ω^)赤岩かぁ...
( ^ω^)ほこからさんはどうするんだろう
( ^ω^)グー
( ^ω^)ちょいとご飯を食べに行こうかな
またまた近くのショッピングモールに行き、『どんど』さんで焼きそばを食べることにしました。
( ^ω^)焼きそばフツーに美味しいんだけど、やっぱりスーパージャンボは言い過ぎだお モグモグ
( ^ω^)海苔巻き買って帰ろっと
( ^ω^)ガラガラ ただいま帰ったおー!
ほこからさん「おいかわさん、おかえりなさい!」
( ^ω^)ほこからさん帰ってたんですね!
ほこからさん「それで、結局赤岩には行くんですか?w」
(;^ω^)ゔっ...
(;^ω^)赤岩は...
ほこからさん「赤岩は?」
( ^ω^)行かないお! キッパリ
ほこからさん「そうですかw」
( ^ω^)ほ、ほこからさんは登山が好きなんですよね?
( ^ω^)それならほこからさんが行ってきてはどうでしょう!
( ^ω^)ほこからさんは登山ができるし、ワイはその感想を聞けるしWIN-WINだお!
ほこからさん「何でそうなるんですかwwwww」
( ^ω^)ですよねwwwww
鋭いツッコミを入れられてしまったので『ほこからさん赤岩誘惑作戦』は失敗に終わってしまったかと思っていたのですが、これがどういう訳がほこからさんの何かを動かしたみたいです。
数分後...
( ^ω^)んじゃあブログでも書くかな
( ^ω^)えーとイヤホンはっと...
ほこからさん「おいかわさん」
( ^ω^)ん? 何だお?
ほこからさん「私、赤岩行ってきます!」 ドン!
( ^ω^)えぇっ!? 行くんですか!?
( ^ω^)えー...
( ^ω^)じゃあワイも行くお! ドン!
ほこからさん「え!? さっきまで悩んでたのは何だったんですかwwwww」
外を見たら晴れてましたし、オーナーさんに顔が立たないし、何より小樽にシコリを残したくない気持ちが悶々としていました。
そんな気持ちを抱えている中でのほこからさんの一言が、赤岩に行くトリガーになったのです。
( ^ω^)じゃあ行きましょうか!
ほこからさん「ですね! ちゃちゃっと攻略してしまいましょう!」
(;^ω^)ゼェ... ハァ...
(;^ω^)か、帰りたいおー!!!
行くんじゃなかったよ、赤岩。
これで何もなかったらオーナーに文句言ってやる。
ほこからさん「これはキツいwwwww」
( ^ω^)しかも写真で伝わりにくいのが難儀だおwwwww
( ^ω^)こういう時に斜度の標識が立ってれば嬉しいんですけどねwwwww
ほこからさん「それわかりますwwwww」
坂道に根を上げつつ、2人で励まし合って登っていきます。
ほこからさん「ここを抜けたら登山口ですよ!」
(;^ω^)ゼェ... オッケーだお...!
( ^ω^)おし!着いたお!
( ^ω^)自転車を置いて、いざ『下赤岩山』へ!
ほこからさん「お地蔵さんだ」 パシャ
( ^ω^)結構奥にたくさんあるおね
( ^ω^)おぉ! オーナーさんが言ってたのはこれだったのかお!
ほこからさん「ひぇえ... これは怖そうですねw」
ズイズイ奥へと登っていきます。
( ^ω^)おぉ! ほこからさん見てくれお!
( ^ω^)ここスッゴイ綺麗なんだお!
ほこからさん「本当ですね! これは良い!」 パシャ
( ^ω^)・・・
( ^ω^)なんか、ほこからさんジャングルツアーの人みたいだおwwwww
ほこからさん「えっ?w」
アロハシャツと短パンが背景とベストマッチ過ぎて、ほこからさんを見ているとここが日本じゃないように見えてきます笑
それからお喋りしながら登っていくこと数分、ついに山頂へと辿り着きました。
( ^ω^)ビューティフルなんだお...
ほこからさん「これって先っちょまで行けるんですかね」
( ^ω^)一応柵は目の前に立ってますが、恐らく行けるんじゃないでs
ほこからさん「ちょっと行ってきます!」 ガバッ!
( ^ω^)ちょwwwww ほこからさん怖くないのかおwwwww
足を滑らせでもしたらお陀仏してしまう崖に、まったく躊躇なく進んでいくほこからさんを見てクレイジーさを感じました笑
( ^ω^)おいおいwwwww ほこからさんもとんでもない人だおwwwww
ほこからさん「おいかわさーん! 凄い眺めですよ!」
( ^ω^)そ、そうなのかお?
( ^ω^)ウズウズ そんなに良い景色なら、ワイも行ってみるお!
ほこからさんがこちらへ戻ってきて、僕のターンがやってきました。
慎重に一歩一歩丁寧に歩いていきます。
ほこからさん撮影
( ^ω^)おいかわ、行きまーすッ!
( ^ω^)まずは柵を超えてっと...
( ^ω^)もうすでに綺麗すぎるんだお...
( ^ω^)よしっ、よいしょ...
( ^ω^)ここを登って... んしょっと!
( ゚ω゚)綺麗すぎるだろ...
ゴツゴツした岩石の向こう側には、スカイブルーの海が広がっています。
目の錯覚か何かだとは思いますが、どことなく海が湾曲していて丸みを帯びています。
( ^ω^)おぉ、これが地球の丸みかお...
( ^ω^)ふつくしいお...
ほこからさん撮影
ほこからさん撮影
それからもほこからさんと一緒に赤岩の景色を堪能して、意気揚々と下まで降りていきました。
( ^ω^)帰り道も凄い綺麗なんだお
ほこからさん「おいかわさん! ちょっとそこ立ってもらえますか!」
( ^ω^)ん? オッケーだお!
パシャ
ほこからさん撮影
( ^ω^)良いの撮れたかお?
ほこからさん「バッチリです!」
後から確認しましたが、めちゃくちゃ良いじゃないですか!!!
ほこからさん「私は小樽をもう少し観光してきますが、おいかわさんはどうしますか?」
( ^ω^)ワイは疲れたからライハに帰ってブログ書くお!
ほこからさん「了解です。ではまた後ほど」 キコキコ
帰り道に商店街をぷらぷら見ながらライハに着きました。
( ^ω^)ただいまー...ってまだ誰もいないか
( ^ω^)んじゃブログを書k
( ω )ガクッ!
( ^ω^)zzz...
・・・
・・・
・・・
コポコポ
コポコポ
( ^ω^)ん...何の音だお?
オーナーさん「お、ようやく起きたかい」
( ^ω^)あ、オーナーさんおはようございます
( ^ω^)それ何ですか?
コンロの方に目をやると、何やら鍋でグツグツと何かを煮ています。
オーナーさん「これはね、鶏だね!」
オーナーさん「友達がスーパーの人でね、その人がくれたんだよw」
( ^ω^)へぇ、そんなことがw
ほこからさんがお風呂から帰ってくるまで、オーナーと2人のんびりと話します。
( ^ω^)クンクン 何かどんどん良い匂いがしてくるお
オーナーさん「だべぇ? これ『桜姫鶏』っていう高いやつなんだよw」
( ^ω^)えっ!? そうなんですか!
ガラガラ
ほこからさん「ただいま帰りました〜!」
( ^ω^)あ、ほこからさん野菜ありがとうございます!
早速調理開始です。
白菜、ネギ、キノコ類を適当な大きさにカットし鍋にぶち込んでいきます。
( ^ω^)オーナーさん、ちなみに味付けは?
オーナーさん「んなもん塩に決まってるべ!」
( ^ω^)・ほこからさん「「それまたシンプルですね!」」
グツグツ煮ること十数分、いよいよ完成です。
( ^ω^)じゃあ頂きます! ハフッ! ハフハフ!
( ^ω^)モグモグ...
( ^ω^)う゛っ、うんまぁ!!!
ヤダ、何これスッゴイ美味しい///
塩だけの味付けなのに、具材から旨味が出まくりで非常に濃厚です。
鶏肉は口の中に入れるとホロホロと崩れていき、ジュワッと肉汁が染み出してきます。
( ^ω^)これうますぎるやろー!!!
ほこからさん「めちゃくちゃ美味しいです!」
ほこからさん「あ、そうだ! アレを使ったらどうだろう」
ほこからさん「おいかわさん、これかけて食べてみてくださいよ」
( ^ω^)ん? どれですか?
( ^ω^)ほこからさん...
( ^ω^)こんなの美味いに決まってるジャマイカwwwwwwwwww
ほこからさんが新潟で買ったというこの醤油。
見るからに美味しそうですが、ここいらで味変と洒落込もうじゃありませんか。
( ^ω^)どれどれ モグモグ...
( ^ω^)!!!
( ^ω^)これはヤバいwwwww 反則級の美味さだおwwwww
醤油の奥深い味がプラスされ、この鍋は神格化してしまいました。
( ^ω^)くぁー! こんなの何杯でも食べられるんだおwwwww
鍋の具材が終わったら、今度はご飯を入れておじやにして食べます。
旨味のスープをよく吸ったおじやはそのままでも十分美味しいのですが、ほこからさんの醤油と稚内のおじさんにもらった海苔を少量振りかければ極上の味わいに。
( ^ω^)それぞれ持ち寄った食材使うの楽しいおwwwww
ほこからさん「こういうの旅っぽくて良いですねwwwww」
ガラガラ
Iさん「ちわーっす!」
オーナーさん「お、うるさいのが帰ってきたねwwwww」
Iさん「お!鍋やってるの! 俺も色々買ってきたから飲もう飲もう!」
Iさんにはお昼にも一度お会いしていたのですが、函館から車で来られてる方で、このライハに来るのは今年でもう3回目なのだとか。
マシンガンのような話し方が特徴で、何度も何度もそのやりとりをしているオーナーさんは少し呆れてるみたいです笑
ですが、その陽気な性格は嫌いではありません笑
ブーン
オーナーさん「ん? 誰か来たっぽいな、ちょいと見てくる!」 ダダダダ!
( ^ω^)え? 今音した?
ほこからさん「オーナーさん、凄い勢いで下に行きましたね...w」
オーナーさんに連れられやってきたのは、『ヤノケン』さんという方。
とっても真面目で穏やかな方なのですが、実は以前まで数学の教師をやられてたみたいです。
子どもたちに勉強を教えたり、人生について一緒に考えるのが好きと仰っていて、言葉の節々に優しさと男らしさが滲み出ていました。
ヤノケンさん「...てなことがあって、俺は教師やっててよかったなと思うよ」
( ^ω^)す、素敵...
オーナーさん「あんたはねぇ、"サンズイの漢"ですよぉwwwww」 ダッハハ!
ヤノケンさん「さ、サンズイ?w」 アハハ
それからは、次なる旅人が来るまでヤノケンさんがお土産に持ってきてくれた『翠』をちびちび飲みながら談笑します。
1:00
ガラガラ
3人の男たち「「「ちわーっす!」」」
( ^ω^)あれッ!? 1人って聞いてたんだけど...
ほこからさん「今夜はまだまだ長そうですねw」
深夜の1時にドタドタと上がり込んできたのは、Iさんと同じく函館から来たJさん、Nさん、Rさん。
後にオーナーさんから『函館三兄弟』という異名を授与される方々です。
Jさん「お土産と言ってはアレですが、ラッピの袋麺買ってきましたよ!」
ほこからさん「えぇっ!? ラッキーピエロですか!?」
( ^ω^)まさかここでラッピのピエロを拝めるとは思ってなかったおwwwwwwwwww
さすがは函館三兄弟。
ヤノケンさんといい、お土産のチョイスにセンスを感じます笑
( ^ω^)かぁー! これは美味しそうだお!
Jさん「そろそろイけますね!」
( ^ω^)お!それでは頂きます! ズルッ!
( ^ω^)うまぁーい!!!
賑やかに夜は更けていきます。
ワイワイガヤガヤ
オーナーさん「なぁ、函館三兄弟よ...」
函館三兄弟「「「はい...?」」」
オーナーさん「オセロやんねぇか!!!」
Nさん「いいですよ! 是非ともやりましょう!」
先陣を切ったのはNさん。
闘いのゴングが鳴り響きました。
Nさん「うーん...」 パチッ
( ^ω^)ゴクリ
ヤノケンさん「お、なになに、何かやってるの?」
オーナーさん「俺はねぇ、飲んべぇですから!wwwww」 ダッハハ!
パチッ
会場がピリつき、みんなオセロの盤をじっと見つめます。
パチッ
パチッ
Nさん「・・・」
Nさん「参りました...」
オーナーさん「なぁんもなぁんも! ただの酔っ払いですからwwwww」
( ^ω^)オーナーさん強ぇ...
Rさん「今度は僕の番ですよ!」
オーナーさん「お! そうこなくっちゃあねwwwww」
オーナーさん「キミ、キミはサンズイの漢だねぇwwwww」
それ言うの好きだな、オーナーさん。
ベロベロに酔っ払っていますが、それでも置く手は中々に強いらしく、Rさんも負けてしまいました。
Rさん「くぅ...」
オーナーさん「でもキミね、結構強いよ」
オーナーさん「まぁ俺ほどじゃあないけどwwwww なんちってwwwww」
(;^ω^)これはもう誰も勝てないんじゃ...
ほこからさん「オーナーさん強すぎますね...w」
Jさん「待ってください...」 ドン!
( ^ω^)・ほこからさん・ヤノケンさん「「「!!!」」」
Jさんは函館三兄弟の中のリーダーと言われている存在で、その体格の良さからかなり強そうな風格を成しています。
Jさん「私がオーナーさんに勝ってみせm
Jさん「参りました...」
オーナーさん「ダメだなぁ函館三兄弟はぁwwwww」
( ^ω^)アハハ リーダーが一番弱いって良いオチになりましたねwwwww
( ^ω^)チラッ ん?
( ^ω^)なんか空が白んできてるおwwwww
時刻は3:30。
どうやら少し夜更かししてしまったようです笑
みんな空の明るさを見て、寝る支度を始めます。
ヤノケンさん「じゃあおやすみなさい!」
みんな「「「おやすみー!」」」
・・・
79日目終了です。
かなり端折って書いてしまいましたが、この日がライハ生活の中で一番盛り上がったんじゃないかと思います笑
それでは次回のブログでお会いしましょう。
ではまた。