ﾁｭﾝﾁｭﾝ
ﾁｭﾝﾁｭﾝ
（ ＾ω＾）ん... 日差しが...
もぞもぞ起きてテントから這い出ます。
（ ＾ω＾）おぉ...晴れたんだお！
ということで、おはようございます。おいかわです。
いやぁ、晴れましたね！
晴れてるだけでテンションがｸﾞﾝｸﾞﾝ上がるので、もうずっと晴れてくれたらいいのになと思います。
（ ＾ω＾）よし、そしたら出発だお！
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ 今日は『むつ市』まで行けたら良いんだけど、結構距離があるんだおね
むつ市までは60km弱あり、普段50kmも走らない僕からすると、今日はかなり走ることになります。
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ ...まぁ行けるおね
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ この道ずっと真っ直ぐで気持ち良いんだお
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ 青森に「北海道はもうすぐだよ」って言われているみたいなんだおwwwww
真っ直ぐで平坦な道は、自転車乗りにとって最高の道なんです。
北海道にはこういう道がたくさんあると聞いたので、もうワクワクが止まりません笑
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ 全ての道がこうなればいいのにwwwww
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ あ、平坦ゾーンおしまいだお
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ ちぇー まぁ仕方ないか
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ おぉ、海が青いんだお！
（ ＾ω＾）ｷｭｯ ...いや、これは青すぎるお
（ ＾ω＾）ｺﾞｼｺﾞｼ こんなに濃い色の海は初めて見たんだお...
空の色の何倍も青く、もはや"青黒い"と形容した方が適切なくらい青い海でした。
眼下に広がる青森の海に、僕はすっかり見惚れてしまいました。
ｻﾞﾌﾞｰﾝ
ｻﾞｻﾞｧｰ
（ ＾ω＾）・・・
（ ＾ω＾）...行こっか、りょーちゃん
そこからはひたすら漕いでいきます。
野辺地からむつまでの道のりは、取り上げてキツイ勾配もなくスイスイと進むことができました。
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ ぼけ〜っと走るのなんて、いつぶりだろうな
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ たまにはこういう日がないと、やってられないおw
（ ＾ω＾）お！ むつ市に入ったんだお！
（ ＾ω＾）なんて良いタイム！ まだ昼前だおwwwww
お昼前に目的地に着くと、ブログを書く時間が生まれるのでとても嬉しいです。
僕の中で、旅をすることとブログを書くことは同じくらい楽しいことなので、この時間は非常に貴重なのです笑
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ うーん... お昼は何を食べようか
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ 何となくラーメンの気分なんだお！
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ それもガッツリ食べたいんだおwwwww
（ ＾ω＾）ｷｭｯ な゛っ！？ 大間！？
（ ＾ω＾）つ、ついにか...
（ ＾ω＾）ついに大間を射程内に捉えたお！！！
大間まで、残り64kmです。
第二章のゴールテープが、もうそこまで迫ってきました！
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ フフ...フフフ
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ 第二章のエンディング曲は何にしようかお...wwwww
（ ＾ω＾）ｸﾞｰ
（ ＾ω＾）あ、お腹が限界っぽいお
（ ＾ω＾）丁度良さげなラーメン屋さんもあるし、ここに決めたお！
ということで、『家系家』さんにお邪魔することに。
この「食え！」と言わんばかりの店構えに、思わず心を奪われてしまいました笑
（ ＾ω＾）ｶﾞﾗｶﾞﾗ ちわーっす！
店員さん「いらっしゃいませぇ！」
（ ＾ω＾）色々メニューがあるけど、ここは王道に家系ラーメンで！
発券後、しばらく待つと...
店員さん「お待たせしましたぁ！」 ｺﾞﾄｯ
（ ＾ω＾）う、ウマソスなんだお！
（ ＾ω＾）それじゃあ、いただき！ ｽﾞﾙｯ! ｽﾞﾙﾙﾙ!
（ ＾ω＾）ﾓｸﾞﾓｸﾞ...
（ ＾ω＾）うん！美味いお！
まろやかでコクのあるスープは、豚骨と鶏ガラの２種類を使用しているらしく、豚骨のコクと鶏ガラの旨味が合わさって非常に美味しいです。
麺はやや細麺で、濃厚なスープとよく絡んでスルリと食べられます。
卓上にあるニンニクを溶いて食べると、パンチのある味わいに変わり食べ応えが増すので、個人的にはニンニクをたくさん入れて食べるのがオススメです。
（ ＾ω＾）そして何よりこの味玉が...！ ﾊﾟｸｯ! ﾄﾛｫ...
よ〜く染みた味玉を口の中で割ると、中からとろりと黄身が口の中を満たします。
また、チャーシューも旨ダレがよく染みていて、ホロリと口の中で崩れる満足度の高いお肉でした。
・・・
（ ＾ω＾）ｹﾞﾌ- 美味しかったんだお...
（ ＾ω＾）69点！
（ ＾ω＾）そうしたら、今日はむつ市街にあるマックでブログを書きまくるお！
自転車を走らせ、マックに直行していきます。
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ そういえば、最近マックで『チキンタツタ』が始まったんだっけ
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ 今日はそんなにお金使ってないし、夜はこのままマックで食べようかな
？？？「すみませーん！」 ｷｺｷｺ
（ ＾ω＾）ん？ はーい！
男子高校生「あの... 日本一周されてるんですか？」
（ ＾ω＾）はい！ そうだお！
男子高校生「す、スッゴイですね！」
（ ＾ω＾）いえいえw
（ ＾ω＾）（見たところ高校生...かお？）
今まで旅をしていて色んな人から声をかけられましたが、高校生が、それもたった１人で声をかけてくることは一度もありませんでした。
声をかけてくださる方のほとんどが、僕より遥か年上のおじいさんやおばあさん。
たまに近所のちびっ子たちが物珍しそうに声をかけてくれるぐらいなので、歳が近い人と話したことは片手の指で数えられるくらい少ないのです。
（ ＾ω＾）いやぁ、それにしてもよくワイに声かけたおね
高校生「あんなに凄い荷物をぶら下げてる自転車を見たら、気になって声をかけずにはいられなかったんですよ！w」
（ ＾ω＾）でもそこで声をかける勇気、凄いです！
高校生「いえいえw そんな大したことじゃないですよw」
しばらくその高校生と話していると、彼は『ボート部』という部活に所属している１年生で、たまたま部活動の帰り道に僕を見かけたみたいです。
ちなみにボート部は、青森県の中でもかなり珍しい部活だそうで、友人に誘われて入ったのだとか。
ただ、その部活自体はとてつもなくキツいらしく、誘った友人は１週間ほどで退部したそうです笑
（ ＾ω＾）へぇwwwww 友達ダメじゃないかおwwwww
高校生「そうなんですよwww」
高校生「...あ、長々とすみません。そろそろ行きますね！」
（ ＾ω＾）あ！ちょっと待ってお！
（ ＾ω＾）これ、ワイの名刺！ ｻｯ
高校生「え！貰っていいんですか！」
（ ＾ω＾）うん！ Twitterとかブログやってるから、良かったら見てみてお！
今の今まで言っていませんでしたが、僕は旅中で出会った人やお世話になった人に、Twitterやブログなどが記載された名刺を渡すようにしています。
ただ、名刺を渡すのは少々面倒で、自転車から降りた後にバッグを漁って見つけ出さないといけないのです。
なので、咄嗟に声をかけられた人などには渡せないことが多いのですが、なぜかこの時、「これは渡さないといけない」と直感で感じました。
高校生「わかりました！ ありがとうございます！」
高校生「じゃあ日本一周頑張ってください！」 ｷｺｷｺ
（ ＾ω＾）ありがとうだお！
（ ＾ω＾）・・・
（ ＾ω＾）...あの高校生。 他の学生と少し臭いが違うんだお
（ ＾ω＾）なんでワイ、咄嗟に渡そうと思ったんだろうか...
この時出会った高校生が、まさかあんな形で再び出会うとは、今のおいかわには知る由もなかった...
（ ＾ω＾）さてと、そしたらマックに行くかお
（ ＾ω＾）ｳｨｰﾝ ポテトのLくださいお！
店員さん「かしこまりました！」
（ ＾ω＾）＿／ ｶﾀｶﾀ
（ ＾ω＾）＿／ ｶﾀｶﾀ
（ ＾ω＾）＿／ ｶﾀｶﾀ ブログ書くの楽しすぎなんだおwwwww
ブログを執筆していると、ものすごい早さで時計の針が進んでいきます笑
（ ＾ω＾）＿／ ｶﾀｶﾀ
（ ＾ω＾）＿／ あ、もう夜かお
（ ＾ω＾）すみませーん！ チキンタツタとポテナゲくださいお！
店員さん「かしこまりました！」
（ ＾ω＾）うま...うまま！
（ ＾ω＾）＿／ ｶﾀｶﾀ そしてブログも止まらないんだおwwwww
そこから閉店間際までブログを書き続けた後は、野宿先に行くことにしました。
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ 夜の街は静かでいいおね
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ おいおいwwwww 『水道どうでしょう』ってwwwww
（ ＾ω＾）ｷｺｷｺ パクリスレスレなんだおwwwww
ｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙ
（ ＾ω＾）...え？
（ ＾ω＾）りょーちゃん？
（ ＾ω＾）今、夜って知ってるおね？
（ ＾ω＾）夜は暗いし、危険がいっぱいなんだお...
（ ＾ω＾）おーい... りょーちゃん？
旅馬「お前の...修理剤の入れ方が...良くなかった...」 ﾊﾞﾀｯ!
（ ＾ω＾）りょおぉぉぉちゃああああん！！！！！
りょーちゃん、ダウンです笑
ただ、公園まではそこまで遠くなかったので何とか押して歩いていける距離でした。
（;＾ω＾）マジかお... 明日に修理しないと...
（ ＾ω＾）ま、まぁ今日はもう寝るお...
・・・
３０日目終了です。
りょーちゃん、直るといいですね笑
そしてマックのすぐ手前で出会った高校生。
再び出会うとは、一体どういうことなのか。
その真相は、次回のブログで明らかになります！
それでは次回のブログでお会いしましょう。
ではまた。
１日目から見てみない？
↑（ ＾ω＾）このバナーのどれかをポチッと押してくれたら嬉しいお！
